SAKURAI KURASHI DESIGN

関東から福岡へ。
セカンドライフの地を糸島に定め土地探しから始まりました。

L字型の変形地。
選択肢が非常に少ない糸島の土地事情の中選ばれたのは
凪いだ湾内のきらきらした海面が
家と家の隙間からわずかに見えるこの土地。

敷地から海の方角へ、
視線が抜ける一番のviewpointを軸に設計がスタート。


眺望やデザインだけでなく
これから先、メンテナンスの負担が少なく
眺望と動線、お二人の趣味や生活習慣、おふたりらしさを大切に
住みやすく、使いやすく、明るく爽やかに。
光熱費も抑えたこれから先、長く安心して過ごせる家になりました。

リビングの
どの方向からも自然を感じ
ゆっくりとおだやかな時間が過ぎていく・・・・
そんなお二人の生活をイメージしながらデザインしました。

長く共に過ごされてこられた
奥様の相棒ともいえる大切なグランドピアノ
ピアノを奏でながらも視界に美しい自然の景色がうつるように
ピアノ位置を決めて床を補強。

断熱気密性能も伴った高性能な住まいは
夏を涼しく・冬を暖かく過ごすだけにとどまらず
防音の役割も果たします。


釣りにゴルフ、家庭菜園にガーデニング。
新しく始めること、新しく出会うこと、新しく出会う人
そしてご近所の方々とのあらたなコミュニティーの構築を楽しみに
この地をセカンドライフの拠点に決められたお施主さま。

これからの毎日を人生のご褒美の時間として
満喫するためのアイディアや工夫が
住まいの端々にちりばめられています。

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無垢の床材は「杉」
足裏にやわらかく伝わる、杉のきもち良く温かい質感。
冬は太陽の陽ざしの暖かさを含み、足元から身体にやさしく。


杉板貼りの傾斜天井。
「山小屋のような家がいい」という希望は
インテリアや予算を考慮してバランス感覚を大切に。


海から直線で50ｍの位置
海に近い場所は、対応できる太陽光も限定されます。
通常、屋外に設置する蓄電池も屋内の配置条件を考慮し適切な場所へ


海を望むデッキは「タイルデッキ」に
ウッドデッキのメンテナンス性、耐久性、安全性。
セカンドライフを安心して楽しむためにも
長期的な視点であえてタイルを選択。

タイルデッキに腰掛けて
季節ごとに移ろう美しい夕暮れの風景をたのしまれることでしょう。