桜咲く お引渡し

先日、お引渡しが無事完了しました。

敷地面積は全体で約750㎡
広い敷地に築100年を越える納屋と
稼業であるお花の仕分けをする
作業小屋がある敷地に建つT様邸。

糸島の大きく広がる空に
堂々と建っています。

南面にとった大きな引違窓からは
たっぷりと太陽の光と熱が入り
心地よい空間を生み出してくれています。

室内は
無垢材のウォールナット床をベースに
清潔感のある白やライトグレーで
落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

インテリアだけでなく、
機能面や使い勝手、メンテナンス性など
様々な方向からこだわって
家づくりを進めて頂いたT様。

2019年にお会いしてから
順調に進んでいた矢先・・・

お花農家であるT様は
コロナウィルスの影響を受け
結婚式等のイベントがなくなり、
花市場も休止。
かなり打撃を受けられ、
1度は立ち止まりました。

その後、
再スタートする決断をされて
この度の引渡しを迎える事が出来ました。

家づくりのパートナーとして
私共を選んでいただき

こうしてお引渡しの日に
Tさまご家族の笑顔の場に
立合あわせていただけて
うれしい気持ちでいっぱいです。

これから新たに
永いお付き合いが始まります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アーティストは恐竜好き女子高生

親友へ新居のお祝いに
糸島のサーファーガールでアーティストの
@kona__8 に描いてもらった絵をプレゼント
『街を舞う』

特別にコピーさせていただき
事務所にも置かせてもらっています。
皆さま ぜひ見に来て下さいね♪

指紋で構成された絵、構図がいいでしょ?
パルクールをしている親友の息子
その子を題材に描いてもらいました。

 

「省エネ法説明義務制度」4月からスタートしました。

2021年4月から始まった「省エネ法説明義務制度」
ご存知ですか?

これから家をたてようと思っている方にとっては、
必ず受けることになる新しい制度です。

大切なことですので
さくらい暮らしデザインのブログでも
数回に分けてお話していきたいと思います。

初回は、まず簡単な制度について解説から・・・。

 

説明の義務化とは?・・・

2019年5月に公布された「改正建築物省エネ法」に基づいて
今年の4月1日からスタートした「省エネ説明義務制度」

 

そもそも「改正建築物省エネ法」とは?・・・
正式には「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」
といって、建築物の省エネ性能の基準、計算方法、手続きなど
について定められた法律です。
内容は、建築物の省エネ性能の向上を図るため
「省エネ基準適合義務などの規制」、「容積率の特例」、「表示制度」
の3本柱となっています。

 

今回の義務化によって
建築士からお施主様へ以下の点について説明が必要になりました。

◆設計する建物の省エネルギー基準の適否
 300㎡未満の小規模の戸建て住宅などについて、
 建築士が建築主に対し、建てる住宅が省エネ基準を満たして
いるかどうかを説明

◆省エネ性能確保のための措置
 省エネ基準を満たしていない住宅を建てる場合には、
 どうすれば省エネ基準をクリアできるのか費用を含めて説明


では、制度の対象となる建物は?・・・

■2021年4月1日以降の契約物件

■300㎡未満の小規模住宅
建築物の新築・増改築(10㎡以下のものは除く)

 
※畜舎、自動車車庫は対象外
(居室を有しない、又は開放性を有することで空調の必要がない建築物)

※文化財指定された建築物、仮設建築物は対象外
※10㎡以下の新築、増改築の規模が300㎡以上又は10㎡以下の増改築は対象外

となっていますので、ほとんどの一般的な戸建て新築物件は該当します。

 

制度のねらいは?・・・

建築士から建築主に対する説明を通じて、
建築主の省エネ性能に対する理解を促すとともに、
「自らが居住することとなる
建物の省エネ性能を高めようとする気持ちを持ってもらう」ためです。
(建築主の努力義務の促進)
省エネ基準の「適否だけが重要なのでは無い」ということが
ポイント!です。

 

では、また後日にブログで
説明義務の4つのステップ・・・
省エネ説明義務制度の一般的な流れを解説します!。